飲酒運転で追突事故を起こし、被害者に軽い怪我を起こした事例について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部が解説します。

事例
北海道函館市に住むAは、友人の家で飲酒した後、アルコールが抜けないまま自動車を運転して帰る途中、前方で止まっていたVの軽自動車に追突し、Vに全治2週間の怪我を負わせました。函館中央警察署の警察員から取調べを受けました。
(フィクションです)
飲酒運転の刑事罰
酒気帯び運転の刑事罰は、3年以下の懲役か50万円以下の罰金となっています。
前科なしの初犯の場合は、20~30万円程度の罰金刑になることもあります。
一方、酒酔い運転運転の刑事罰は、より重く、5年以下の懲役か100万円以下の罰金となっています。
前科なしの初犯の場合は、こちらも50万円程度の罰金刑で済む可能性もありますが、酒酔い運転は危険性が高いため、初犯でも懲役刑を求刑される可能性があります。
飲酒運転で相手に怪我をさせると
さらに、自己の運転により、他人を怪我させた場合は、過失運転致死傷罪か、危険運転致死傷罪が成立する可能性があります。
過失運転致死傷罪(自動車運転過失致死傷罪)は、自動車を運転する際に必要な注意を怠って、他人を死傷させる犯罪です。
刑事罰は7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金となっています。
被害者のケガが軽い場合、情状によっては起訴猶予が得られる可能性があります。
(後編に続く…)
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部は、刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
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