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【お客様の声】電車内での痴漢事件 示談を成立させ不起訴に
電車内での痴漢行為で在宅捜査を受けることになったものの、示談成立により不起訴処分を獲得した弁護活動とお客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部が紹介します。
事件概要
ご依頼者(50代、公務員)が、電車内での痴漢で在宅捜査を受けることになった事件です。
無料相談を受けられた後、正式な弁護依頼をしていただき、すぐに弁護士が活動を開始しました。
取調べに不安を感じられていましたので、準立会いを行い最大限のサポートを行いました。
また、同時平行で被害者様との示談も進めていき、宥恕条項付きの示談を締結することに成功しました。
そして、検察官とも粘り強く交渉を重ねた結果、不起訴処分となり前科を回避することに成功しました。
結果
宥恕付き示談
不起訴処分
事件経過と弁護活動
今回の事件は、電車内での痴漢で、後日駅で警察から声をかけられ取調べを受けることになった事件です。
在宅捜査でしたが、取調べの対応に不安を感じていたため、警察署で弁護士が待機してアドバイスを行う準立会いをして最大限のサポートをしました。
また、被害者様とも粘り強く交渉を重ね、宥恕付きの示談を締結することに成功しました。
これらの活動に加えて、検察官と処分交渉を重ねた結果、不起訴処分を獲得し前科を回避することに成功しました。
ご依頼者様からは、被害者様への丁寧かつ粘り強い交渉の上で示談の締結に成功したことを大変感謝して頂きました。


北海道で刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部をご利用ください。
当事務所は刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。刑事・少年事件の豊富な経験と専門知識を持った弁護士による充実した弁護活動を提供いたします。
刑事・少年事件に関する初回相談はすべて無料です。初回接見は、365日、夜間でも相談を受け付けております。札幌市内に位置し、アクセスも良好です。お一人で悩まず、まずはご相談ください。
【お客様の声】住居侵入及び盗撮事件 保釈認容に加え執行猶予判決獲得
住居侵入及び盗撮事件で保釈認容に加えて執行猶予判決に留めた弁護活動とお客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部が紹介します。
事件概要
ご依頼者(30代、会社員)が、会社の同僚の女性の自宅に侵入し、盗撮用のカメラを仕掛けた事件です。
同僚の女性から自宅に盗撮カメラのような物が取り付けられていると相談を受けたご依頼者様が、被害者様との示談のために弁護士をつけることを検討され、弊所の無料相談を利用されました。
無料相談を受けられた後、正式な弁護依頼もしていただき、すぐに弁護士が活動を開始しました。
逮捕され勾留もされてしまいましたが、起訴後すぐに保釈が認容されました。
事件の内容から実刑判決も考えられる事件でしたが、弁護士の献身的な活動により執行猶予判決に留めることに成功しました。
結果
保釈認容
執行猶予判決
事件経過と弁護活動
今回の事件は、会社の同僚の女性の自宅に侵入し盗撮用のカメラを仕掛けた事件です。
被害者の女性から盗撮用のカメラが自宅から発見された旨相談を受けた依頼者様が、示談交渉のため弊所の弁護士に依頼していただきました。
警察に、弁護士から出頭の旨伝えましたが、事件の内容もあり逮捕されてしまいました。
そこから、勾留も決定してしまいましたが、保釈のための環境調整を整えていたこともあり起訴後すぐに保釈が叶いました。
裁判においても、依頼者様が反省していること、再犯防止への取り組みをしていることなどを説得的に説明しました。
これらの活動から、執行猶予判決に留めることに成功しました。
ご依頼者様からは、弁護士の親身な対応に大変感謝していただけました。


北海道で刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部をご利用ください。
当事務所は刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。刑事・少年事件の豊富な経験と専門知識を持った弁護士による充実した弁護活動を提供いたします。
刑事・少年事件に関する初回相談はすべて無料です。初回接見は、365日、夜間でも相談を受け付けております。札幌市内に位置し、アクセスも良好です。お一人で悩まず、まずはご相談ください。
【お客様の声】少年による盗撮事件 継続的な活動により審判不開始に
少年による盗撮事件で、継続的な弁護活動により審判不開始となった弁護活動とお客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部が紹介します。
事件概要
ご依頼者の息子様(10代、学生)が、学習塾のトイレ内で盗撮を行ってしまった事件です。
盗撮の被害に気付いた被害者様が、学習塾の責任者に被害を訴えたことで事件が明るみになりました。
被害者のご家族からの電話も受けており、ご依頼者含め家族の方も精神的に追い詰められた状況であったと想像されますが、弊所の無料相談をご利用後に刑事弁護のご依頼をいただきました。
契約後、すぐに被害者の弁護士に連絡をとり、示談交渉の準備を始めました。
また、警察署への自首に同行し、アドバイスだけでなく精神的なサポートも行いました。
事件から半年以上経ってから、家庭裁判所に送致されることになりましたが、弁護士の継続的な活動や適切な資料の提出等から審判不開始で少年事件を終了させることができました。
結果
審判不開始
事件経過と弁護活動
今回の事件は、学習塾のトイレ内での盗撮事件です。
被害者様が盗撮に気付き、学習塾の責任者に被害を訴えたことで事件が発覚しました。
弊所の弁護士にご依頼いただいた後、すぐに被害者様の弁護士に連絡をとり示談交渉の準備を始めました。
示談については、用意できる金額の限界もあり示談締結とはなりませんでしたが何度も交渉を重ねました。
また、警察から連絡が来る前に自首をすることを勧め、自首にも同行しました。
取調べの際も毎回、警察署で待機する準立会いを行い、いつでも弁護士に相談できる体制を整えて、取調べの対応をサポートしました。
被害者の特定の問題などで、家庭裁判所に送致されるまで半年以上かかる事件となりましたが、その間にご依頼者含む家族と話し合いを重ね、息子様の再犯防止のための家庭環境の調整などを綿密に行いました。
そして、家庭裁判所に、これらの活動を示す資料を提出するとともに息子様が反省していることが伝わる反省文なども提出いたしました。
これらの活動が認められ、最終的に審判不開始という形で少年事件を終了させることに成功しました。
ご依頼者様からは、弁護士の迅速かつ適切な対応に大変感謝していただけました。


北海道で刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部をご利用ください。
当事務所は刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。刑事・少年事件の豊富な経験と専門知識を持った弁護士による充実した弁護活動を提供いたします。
刑事・少年事件に関する初回相談はすべて無料です。初回接見は、365日、夜間でも相談を受け付けております。札幌市内に位置し、アクセスも良好です。お一人で悩まず、まずはご相談ください。
【お客様の声】ストーカー規制法違反で逮捕 弁護士の熱心な活動により略式での罰金刑に留めることに成功
ストーカー規制法違反で逮捕されてしまったものの、弁護士の熱心な活動により略式での罰金刑に留めることに成功した弁護活動とお客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部が紹介します。
事件概要
ご依頼者様の弟様(40代、医療従事者)が、知り合いの女性の車にGPSを取り付けたとして逮捕されてしまった事件です。
弟様が逮捕されたことを知ったご依頼者様が弊所にお電話いただき初回接見サービスをご利用いただきました。
弁護士から接見のご報告を聞いていただいた後で、正式な刑事弁護のご依頼もしていただきました。
警察が疑っている内容と弟様の認識に相違がある事件でしたので、弁護士が頻繁に接見に行き、取調べに対するアドバイスをさせていただきました。
被害者様の処罰感情が強く示談の締結には至りませんでしたが、検察官との処分交渉を重ねた結果、略式での罰金刑に留めることに成功しました。
結果
略式罰金
事件経過と弁護活動
今回の事件は、知り合いの女性の車にGPSを取り付けたとして逮捕されてしまった事件です。
ご依頼者様からご依頼いただいた後すぐに弁護士が接見を行い、取調べに対するアドバイスや今後の対応について細かくアドバイスをさせていただきました。
警察が疑っている内容と、弟様の認識に相違がある事件であったため、接見を重ねて状況に応じたアドバイスをさせていただきました。
被害者様との示談交渉は処罰感情が大変強く示談の締結には至りませんでしたが、検察官と交渉を重ね、最終的には略式罰金となり、公判請求され事件が長期化することを防ぐことに成功しました。
弟様からは、担当弁護士の助言で警察の言いなりにならずにすんだと、弁護士の適切な助言に大変感謝していただけました。


北海道で刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部をご利用ください。
当事務所は刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。刑事・少年事件の豊富な経験と専門知識を持った弁護士による充実した弁護活動を提供いたします。
刑事・少年事件に関する初回相談はすべて無料です。初回接見は、365日、夜間でも相談を受け付けております。札幌市内に位置し、アクセスも良好です。お一人で悩まず、まずはご相談ください。
【お客様の声】面会要求罪で在宅捜査 宥恕付き示談成立で検察官不送致に
16歳未満の者に対する面会要求等罪で捜査を受けることになったものの、被害者との間で宥恕付き示談を成立させ、不起訴処分を獲得した弁護活動とお客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部が紹介します。
事件概要
ご依頼者様(50代、会社員)が、SNS等で児童買春を募集する書き込みをしていた疑いで在宅捜査を受けることになった事件です。
警察が勤務先に来たことで勤務先にも事件の内容を知られ、精神的にも大変お辛い状況の中で弊所の無料相談をご利用いただきました。
弁護士のアドバイスや事件の対応などにも理解していただけ、相談後に正式な刑事事件の弁護活動のご依頼をいただきました。
警察からの取調べでは、いつでも弁護士に相談ができるように準立会いを実施しました。
そして、被害者様との示談交渉を進めていき、宥恕付きの示談に成功しました。
これらの弁護活動の成果から、検察官不送致という結果で事件を終結させることに成功しました。
結果
宥恕付き示談
検察官不送致
事件経過と弁護活動
今回の事件は、SNS等で児童買春を募集する書き込みをしていたとして在宅捜査を受けることになった事件です。
警察が職場に来たことで、職場の責任者にも事件のことが知られてしまい、大変なショックを受けられていました。
ご依頼をいただいた後、ご依頼者様も精神的に不安定になっていることを自覚されていましたので、病院への通院を進めさせていただき、専門家からの治療も受けることができるようにいたしました。
また、取調べに対する不安を感じていましたので、いつでも取調べ室から出てきて弁護士に相談ができるように警察署での準立会いも行いました。
被害者様とも示談を進めていき、宥恕付きの示談を成立させることに成功しました。
これらの活動から、最終的に検察官不送致という形で事件を終結させることに成功しました。
ご依頼者様からは、弁護士のアドバイスによりスムーズに対応できたことに大変感謝していただきました。


北海道で刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部をご利用ください。
当事務所は刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。刑事・少年事件の豊富な経験と専門知識を持った弁護士による充実した弁護活動を提供いたします。
刑事・少年事件に関する初回相談はすべて無料です。初回接見は、365日、夜間でも相談を受け付けております。札幌市内に位置し、アクセスも良好です。お一人で悩まず、まずはご相談ください。
【お客様の声】万引き事件 宥恕付き示談成立で不起訴処分獲得
万引き事件で捜査を受けることになったものの、被害店舗との間で宥恕付き示談を成立させ、不起訴処分を獲得した弁護活動とお客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部が紹介します。
事件概要
ご依頼者(30代、会社員)が被害店舗での万引き事件で在宅捜査を受けることになった事件です。
警察から電話で呼び出しを受けて、万引きの疑いで取調べを受けられた後に、今後の対応に不安を感じ、弊所の無料相談をご利用いただきました。
無料相談を受けられた後、正式な弁護依頼もしていただき、すぐに弁護士が活動を開始しました。
被害店舗との間で宥恕付き示談成立が成立し、最終的に不起訴処分を獲得することができました。
結果
宥恕付き示談
不起訴処分
事件経過と弁護活動
今回の事件は、被害店舗での万引きで在宅捜査を受けることになった事件です。
警察から電話で呼び出しを受けて、取調べを受ける中で今後の対応に不安を感じ、弊所の弁護士にご依頼いただきました。
取調べ対応の不安が大きい様子でしたので、取調べへの事前のアドバイスだけでなく、いつでも弁護士の回答を聞いていただけるように警察署まで出向いての順立会いを行いました。
そして、精神的な不安が犯罪行為に繋がってしまった可能性を弁護士が見つけ、病院への通院を進めて、今後の再犯防止への取り組みを行いました。
また、被害店舗との間で早急に示談を進め、宥恕付きの示談を成立させることに成功しました。
これらの成果と取り組みをもって、検察官と粘り強い交渉を重ねた結果、不起訴処分を獲得することに成功しました。
依頼者様からは、弁護士の精神面も含めた献身的なサポートに大変感謝していただきました。


北海道で刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部をご利用ください。
当事務所は刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。刑事・少年事件の豊富な経験と専門知識を持った弁護士による充実した弁護活動を提供いたします。
刑事・少年事件に関する初回相談はすべて無料です。初回接見は、365日、夜間でも相談を受け付けております。札幌市内に位置し、アクセスも良好です。お一人で悩まず、まずはご相談ください。
痴漢行為で私人逮捕された事例(後編)
今回は、痴漢行為を行ったところ、通行人に私人逮捕された事例について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部が解説いたします。

事例
札幌市の駅周辺において、Aさんは被害女性Vさんとすれ違う際にスカート越しにVさんの臀部を撫でるように触りました。
通行人Bさんは、Aさんの痴漢行為を一部始終見ていたため、すぐに逃げようとするAさんを追いかけて取り押さえました。
その後、通報を受けた警察が現場に駆け付け、状況を確認したところ、Aさんを取り押さえたBさんの行為が私人の現行犯逮捕になるとして、Aさんは警察署に連行されることになりました。
私人逮捕の後は
私人が現行犯人を逮捕したときは、速やかに犯人を検察官又は警察官に引き渡さなければならないと刑事訴訟法に規定されています。
(刑事訴訟法214条)
そのため、私人逮捕後は警察に通報されて、現場に駆け付けた警察官に身柄を引き渡されることになります。
警察官に引き渡された後は、通常の逮捕された流れと変わりません。
逮捕後、48時間以内に事件が検察官に送致され、勾留されるかどうかが判断されます。
勾留となると10日間の身体拘束が続くことになります。
さらに勾留の必要が認められると追加で10日間の勾留が延長されることになり、一度でも逮捕されてしまうと23日の間、身体拘束が続いてしまう可能性があるのです。
逮捕されることになれば
まずは早期釈放に向けて、すぐに弁護士に相談することをお勧めいたします。
弁護士に相談・依頼を行って、すぐに早期釈放に向けて動きましょう。
逮捕後、勾留となってから動くよりも、勾留となる前に動く方が釈放の可能性は高くなります。
早期釈放は、逮捕時から早い段階であればあるほど有利とされています。
家族が逮捕されたとわかれば、まずは弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。
弁護士への相談・依頼は、早期釈放だけでなく、事件の早期解決にも繋がります。
よりよい解決を目指して、悩む前にまずは相談しましょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
痴漢事件に関してお悩みの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

北海道で刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部をご利用ください。
当事務所は刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。刑事・少年事件の豊富な経験と専門知識を持った弁護士による充実した弁護活動を提供いたします。
刑事・少年事件に関する初回相談はすべて無料です。初回接見は、365日、夜間でも相談を受け付けております。札幌市内に位置し、アクセスも良好です。お一人で悩まず、まずはご相談ください。
痴漢行為で私人逮捕された事例(前編)
今回は、痴漢行為を行ったところ、通行人に私人逮捕された事例について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部が解説いたします。

事例
札幌市の駅周辺において、Aさんは被害女性Vさんとすれ違う際にスカート越しにVさんの臀部を撫でるように触りました。
通行人Bさんは、Aさんの痴漢行為を一部始終見ていたため、すぐに逃げようとするAさんを追いかけて取り押さえました。
その後、通報を受けた警察が現場に駆け付け、状況を確認したところ、Aさんを取り押さえたBさんの行為が私人の現行犯逮捕になるとして、Aさんは警察署に連行されることになりました。
私人の現行犯逮捕
現行犯逮捕について刑事訴訟法にはこのように記載されています。
現に罪を行い、又は現に罪を行い終った者を現行犯人とする。
左の各号の一にあたる者が、罪を行い終ってから間がないと明らかに認められるときは、これを現行犯人とみなす。
一 犯人として追呼されているとき。
二 贓物又は明らかに犯罪の用に供したと思われる兇器その他の物を所持しているとき。
三 身体又は被服に犯罪の顕著な証跡があるとき。
四 誰何されて逃走しようとするとき。
(刑事訴訟方第212条)
現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる。
(刑事訴訟方第213条)
このように現行犯人を逮捕する場合、何人(誰でも)でも逮捕することができます。
現行犯逮捕を行う際にある程度の実力行使(腕を掴む、体を押さえつける等)が想定されるところではありますが、「その状況からみて社会通念上逮捕に必要かつ相当と認められる限度内であれば、逮捕者が私人の場合でも、刑法35条により罰せられない」とする過去の判例があります。
(最高裁判所昭和50年4月3日判決)
正当行為
刑法35条は、正当行為について記載しています。
「法令又は正当な業務による行為は、罰しない」と規定しており、社会的に正当と認められる業務上の行為(医師の手術や逮捕行為等)は、犯罪の構成要件に該当しても違法性がなく、処罰されないとして定められています。
私人逮捕の注意点
私人が現行犯逮捕した際、その後の被疑者を取り調べる権限はもちろんありません。
そのため私人逮捕後は、速やかに検察官や警察官に引き渡さなければなりません。
(刑事訴訟法214条)。
また、現行犯逮捕を行う際に限度を超えた暴行等を行えば、その行為が罪に問われる可能性もあります。
さらに、逮捕の際に犯人の抵抗によって思いもよらない怪我を負う場合も考えられるため、私人逮捕には注意が必要です。
このように痴漢行為を行ったことにより、警察官がいなくても周囲の通行人などから私人の現行犯逮捕されてしまうこともあるのです。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
痴漢事件に関してお悩みの方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

北海道で刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部をご利用ください。
当事務所は刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。刑事・少年事件の豊富な経験と専門知識を持った弁護士による充実した弁護活動を提供いたします。
刑事・少年事件に関する初回相談はすべて無料です。初回接見は、365日、夜間でも相談を受け付けております。札幌市内に位置し、アクセスも良好です。お一人で悩まず、まずはご相談ください。
覚せい剤を販売して逮捕された事件(後編)
前回に引き続き、覚醒剤を営利目的で販売したとして逮捕された事件について、あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部が解説いたします。

事例
会社員のAさんは、もっとお金が欲しいと思い、覚醒剤の販売を始めようと思いました。
覚醒剤を大量に手に入れて自宅で保管し、SNS等を使って販売していたところ、突然自宅に警察官が現れて逮捕されることになりました。
(事例はフィクションです。)
逮捕されると
逮捕されると、まずは警察で取調べが行われることになります。
そして警察から検察へ事件が送致され、検察官がAさんを勾留するか釈放するかを判断します。
勾留の必要性が認められれば、10日間勾留されることとなり、さらにやむを得ない事由があると認められると、追加で10日間の勾留が延長されます。
一度逮捕されてしまうと、逮捕から最大で23日の間、身体拘束を受ける可能性があるのです。
その後、起訴となるか不起訴となるのかが判断され、不起訴となれば釈放されます。
起訴された後も証拠隠滅や逃亡のおそれがあると判断された場合、保釈が認められず勾留され続ける可能性があります。
この期間は最長2か月ですが、必要に応じて更新されることとなり、裁判終了するまで続くことがあります。
弁護への依頼のタイミング
弁護士へ依頼を行うのは、事件の初期段階が最も良いとされています。
逮捕されてすぐ依頼することで、早期身柄の解放の可能性も高くなりますし、今後の見通しを立てて、どのように取調べに応じていくのがベストなのか等のアドバイスを受けられるでしょう。
誰にも相談できないまま警察の言われるがままに不利になる供述をしてしまうことは避けなければなりません。
そして営利目的の薬物事件は、実刑判決を受ける可能性が高いです。
早期に弁護士に相談・依頼を行って、不起訴処分の獲得や実刑判決の回避、執行猶予付判決を目指しましょう。
事件の早期解決には弁護士への早期相談・依頼が必要不可欠です。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
覚せい剤事件を起こしてしまった方やご家族が覚せい剤事件を起こして逮捕されてしまった方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

北海道で刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部をご利用ください。
当事務所は刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。刑事・少年事件の豊富な経験と専門知識を持った弁護士による充実した弁護活動を提供いたします。
刑事・少年事件に関する初回相談はすべて無料です。初回接見は、365日、夜間でも相談を受け付けております。札幌市内に位置し、アクセスも良好です。お一人で悩まず、まずはご相談ください。
覚せい剤を販売して逮捕された事件(前編)
今回は、覚醒剤を営利目的で販売したとして逮捕された事件について、あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部が解説いたします。

事例
会社員のAさんは、もっとお金が欲しいと思い、覚醒剤の販売を始めようと思いました。
覚醒剤を大量に手に入れて自宅で保管し、SNS等を使って販売していたところ、突然自宅に警察官が現れて逮捕されることになりました。
(事例はフィクションです。)
覚せい剤の販売について
条文では、覚醒剤をみだりに所持し、譲り渡し又は譲り受けた者は、10年以下の拘禁刑に処するとして禁止しています。
(覚醒剤取締法の第41条2)
さらに営利の目的での場合は、1年以上の有期拘禁刑に処し、又は情状により1年以上の有期拘禁刑及び500万円以下の罰金に処するとしています。
(覚醒剤取締法の第41条2の2項)
つまり、覚せい剤を販売して儲けようとして所持していた場合、営利目的所持(覚せい剤取締法第41条の2第2項)が成立することとなり、1年以上の有期拘禁刑、又は情状によりこれに500万円以下の罰金が併科されます。
併科とは、2つ以上の刑罰を同時に科すことであり、拘禁刑と罰金刑の両方を同時に言い渡される場合があります。
Aさんに成立する罪
Aさんは、覚醒剤を販売目的で自宅に大量に保管しています。
そのため、覚醒剤取締法の営利目的が成立する可能性があるでしょう。
薬物の販売は悪質性が高く、有罪判決となってしまうと、初犯であっても実刑判決となる可能性が高いと思われます。
薬物犯罪はなぜ見つかってしまうのか
そもそも薬物犯罪は、非常に厳しく取り締まりが行われています。
薬物犯罪が見つかる可能性が最も高いものとして、薬物を所持している状態で警察から職務質問を受けて発覚することでしょう。
そして、入手経路をたどられて売人にたどり着くという可能性があります。
反対に売人が先に逮捕されることで、売人から薬物を買った人が芋づる式に逮捕されていくということもあるでしょう。
昨今は、スマートフォンを使ってSNSを利用して取引をする方法が増加しています。
警察はインターネット上の犯罪にも目を光らせており、サイバーパトロ―ルやおとり捜査での発覚もあるところです。
多数の他人と取引をする以上、様々な経路で薬物事件が発覚してしまうのです。
薬物犯罪に関わってしまったら、まずは弁護士に相談しましょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部は、刑事事件・少年事件を専門とする法律事務所です。
覚せい剤事件を起こしてしまった方やご家族が覚せい剤事件を起こして逮捕されてしまった方は、是非、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談ください。

北海道で刑事事件や少年事件に関するお悩みをお持ちの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部をご利用ください。
当事務所は刑事事件・少年事件を取り扱う法律事務所です。刑事・少年事件の豊富な経験と専門知識を持った弁護士による充実した弁護活動を提供いたします。
刑事・少年事件に関する初回相談はすべて無料です。初回接見は、365日、夜間でも相談を受け付けております。札幌市内に位置し、アクセスも良好です。お一人で悩まず、まずはご相談ください。