北海道札幌市北区の少年事件 不正アクセスをして逮捕 弁護士が接見

北海道札幌市北区の不正アクセス事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

北海道札幌市北区の大学に通うAさん(18歳)は、大学の講義の履修登録などを行う学習支援システムに不正にログインし、同級生であるVさんら数名の履修を勝手に取り消しました。
履修の取消しに気づいたVさんらから報告を受けた大学側は、不正アクセス行為があったとみて北海道北警察署に相談しました。
それからしばらくして、Vさんは不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕されました。
Vさんの両親に事件を依頼された弁護士は、Aさんと接見を行いました。
(上記事例はフィクションです)

【不正アクセス禁止法について】

不正アクセス禁止法は、不正アクセス行為を禁止することで、サイバー犯罪の発生を防止するなどして健全な情報社会を実現するための法律です。
不正アクセス禁止法が掲げる「不正アクセス行為」の典型例は、パスワードなどが設定されたコンピュータのアカウントに勝手にログインする行為です。
施錠された他人の家に勝手に侵入する行為と言えばイメージがつきやすいでしょうか。
上記事例におけるAさんの行為は不正アクセス行為に当たり、不正アクセス禁止法違反として3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されるおそれがあります。

【少年事件における接見の役割】

弁護士による接見は、逮捕中の被疑者と立会人なくして行うことができるうえ、一般人と異なり接見の日時や回数制限を気にする必要がありせん。
そのため、捜査機関の存在を気にすることなく事件の話ができる、接見要請を受けて直ちに接見を行えるなどの様々なメリットがあります。

被疑者が20歳未満である少年事件では、逮捕中の被疑者が精神的に未熟であることから、成人に比べて大きな不安を抱きやすいものです。
加えて、逮捕を伴う少年事件は展開が目まぐるしく変わることから、今現在自分がどの段階にあるか把握するのが難しい場合があります。
以上のような難点も、弁護士接見を行えば解消することが可能になります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部では、少年事件専門弁護士が、ご依頼いただいてから24時間以内初回接見を行います。
お子さんが不正アクセスをして逮捕されたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部にご相談ください。
北海道北警察署 初回接見費用:35,100円)

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