北海道天塩郡の刑事事件 住居侵入罪で逮捕されたら弁護士接見

北海道天塩郡の住居侵入事件における弁護士接見について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

Aさんは、北海道天塩郡にある知人のVさん宅に窃盗目的で侵入しました。
Aさんが裏口から入るのを目撃したVさんの母は、「家の中に知らない人がいる」と直ちに110番通報をしました。
Aさんは駆けつけた北海道天塩警察署の警察官により住居侵入罪の容疑で現行犯逮捕されたため、Aさんの両親から依頼を受けた弁護士接見を行いました。
接見の際、Aさんは弁護士に「自分は何日ここにいなきゃいけないのか」と聞きました。
(上記事例はフィクションです)

【住居侵入罪と「正当な理由」】

正当な理由がないにもかかわらず他人の住居に侵入した場合、住居侵入罪が成立する可能性があります。
住居侵入罪の法定刑は、3年以下の懲役または10万円以下の罰金です。
他の重大な犯罪に比べれば大したことはないと感じるかもしれませんが、現行犯逮捕をはじめとする逮捕のリスクも考慮すれば、必ずしもそうとは言い切れません。

住居侵入罪における「正当な理由」の有無を判断するに当たり、被害者との関係は基本的に正当性を基礎づける事情とはなりません。
ですので、上記事例でたとえAさんとVさんとの間に交際があったとしても、窃盗目的である以上、住居侵入罪の成立が直ちには否定されません。

【身柄拘束は逮捕から何日?】

多くの逮捕された被疑者にとって、自分がいつまで警察署等にいなければならないのかというのは重大な関心事です。
ただ、逮捕後身体拘束が継続される期間は、短ければ2日足らず、長ければ実刑判決が下り刑の執行が終わるまで、というように、事案により全く異なります。
そのため、一概に何日とは言い難く、具体的な事案に合わせて接見に来た弁護士に教えてもらうのが最も正確です。

以上の点に加え、弁護士が行う接見には、留置されている被疑者の精神的負担の軽減、家族からの伝言等の伝達など、様々な役割があります。
逮捕されて日々不安な思いでいる被疑者の方のためにも、ご家族ご友人が逮捕されてしまったという方はぜひ弁護士接見をご依頼ください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部は、捜査の流れを把握している刑事事件専門弁護士が、あなたのお悩みに真摯にお答えします。
ご家族などが住居侵入罪逮捕されたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部にご相談ください。
北海道天塩警察署 初回接見費用:0120-631-881にお問い合わせください)

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