北海道北見市の刑事事件 無賃乗車をして詐欺罪で逮捕 弁護士に示談を依頼

北海道北見市の無賃乗車事件における示談について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

Aさんは、タクシー代を支払う意思がないにもかかわらず、「北海道北見市の方までお願いします」と言ってVタクシー会社のタクシーを利用しました。
目的地に到着したところで、「自宅にお金があるので取ってきます」と言ったAさんでしたが、運転手に無賃乗車だと見破られ、警察に通報されました。
Aさんは詐欺罪の疑いで北海道北見警察署に逮捕されたため、Aさんの両親は弁護士示談を依頼しました。
(上記事例はフィクションです)

【無賃乗車は詐欺罪に】

詐欺罪と聞くと、金銭などの形あるものを騙し取るケースを想像する方が多いかもしれません。
ですが、詐欺罪の対象となるのは、サービスの提供などの無形のものも含まれます。
その典型例は、上記事例で問題となっている無賃乗車です。

タクシーの無賃乗車は、①料金を支払う意思がないのを黙ってタクシーに乗ることで、②当然料金が支払われるものだと運転手に誤解を与え、③目的地までタクシーを運転してもらうという流れを辿ります。
この①から③の流れは、欺罔行為→相手方の錯誤→財産的利益の移転(および享受)という詐欺罪の成立要件を満たすことになります。
そのため、上記事例において、無賃乗車をしたAさんは詐欺罪に問われると考えられ、10年以下の懲役が科されるおそれがあります。

【会社との示談は弁護士に依頼】

無賃乗車も被害者が存在する犯罪なので、不起訴刑の減軽などを目指すためには示談が重要となります。
タクシーの無賃乗車の事案では、実質的に損害を被っているのがタクシー会社であることから、示談交渉の相手方はタクシー会社となることが大半です。
こうした会社との示談交渉は、弁護士が行わなければ示談交渉が難航するだけでなく、そもそも示談交渉を拒絶されることも少なくありません。
詐欺事件では示談が重要なカギを握っていることが殆どなので、特に会社を相手とする示談交渉弁護士に任せてください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部では、示談交渉の経験豊富な弁護士が、会社との示談交渉を円滑に行います。
ご家族などが無賃乗車をして逮捕されたら、弁護士法人あいち刑事件総合法律事務所札幌支部にご相談ください。
北海道北見警察署 初回接見費用:0120-631-881にお問い合わせください)

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