北海道余市郡の無免許運転事件における刑の減軽について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。
【事例】
Aさんは、北海道余市郡内の路上で自動車を運転していたところ、一時停止を怠って北海道余市警察署の警察官に声を掛けられました。
その際、Aさんが数か月前に免許停止処分に付されていたことが発覚し、無免許運転の疑いで現行犯逮捕されました。
Aさんと接見した弁護士は、Aさんと話したうえで刑の減軽を目指した弁護活動を行うことにしました。
(上記事例はフィクションです)
【無免許運転について】
公安委員会の許可を受けることなく自動車を運転した場合、無免許運転の罪に問われる可能性があります。
無免許運転となるのは、運転免許を取得していない場合のほか、免許停止処分や免許取消処分に付されている場合も含みます。
そのため、上記事例のAさんは無免許運転の罪に問われると考えられ、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されるおそれがあります。
無免許運転については、一時不停止などの軽微な道路交通法違反と異なり、いわゆる反則金制度が適用されません。
そのため、切符を渡され反則金を支払って終了とはならず、場合によっては上記事例のように逮捕も行われます。
【刑の減軽を目指した弁護活動】
無免許運転の疑いで現行犯逮捕された場合、無免許運転の事実を争うというのは一般的に難しいです。
そこで、弁護士が行う弁護活動としては、少しでも量刑が軽くなるよう刑の減軽を働きかけることが挙げられます。
刑事事件で刑の減軽を目指すためには、反省の態度をきちんと表明することが重要となります。
ただし、口で「反省しています」と述べるだけでは、刑の減軽との関係で必ずしも大きな効果が期待できるわけではありません。
たとえば、二度と無免許運転をしないよう自動車を売ってしまう、免許停止期間が明けるまで鍵を誰かに預かってもらうといった具体的な行動が大切になります。
刑の減軽の可能性を高めるなら、具体的に何をしたらいいか弁護士に聞いてみるとよいでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部では、刑事事件の豊富な経験を有する弁護士が、刑の減軽を目指すうえで重要なことを丁寧にご説明します。
ご家族などが無免許運転の疑いで逮捕されたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部にご相談ください。
(北海道余市警察署 初回接見費用:0120-631-881にお問い合わせください)