北海道中川郡の業務妨害事件における示談交渉について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。
【事例】
北海道中川郡在住のAさんは、近所のスーパーマーケットで買い物をした際、店員のミスに腹を立ててサービスカウンターを蹴ったり大声を上げたりして場を混乱させました。
買い物客の通報により駆けつけた北海道美深警察署の警察官は、Aさんを威力業務妨害罪の疑いで現行犯逮捕しました。
Aさんの逮捕を知ったAさんの両親は、すぐに弁護士に示談を依頼しました。
(上記事例はフィクションです)
【威力業務妨害罪について】
威力業務妨害罪は、威力を用いて人の業務を妨害した場合に成立する罪です。
威力業務妨害罪における「威力」には、強盗罪や強制わいせつ罪など様々な犯罪の手段となっている「暴行または脅迫」より程度の弱い行為も含まれます。
つまり、業務妨害の手段が暴行または脅迫と呼ぶに値する程度に至らずとも、威力業務妨害罪は成立する可能性があるのです。
上記事例では、Aさんがサービスカウンターを蹴ったり大声を上げたりして場を混乱させています。
このような行為は、業務を妨害する危険性を持つ「威力」であるとして、威力業務妨害罪に問われるおそれがあります。
【会社を相手とする示談交渉】
上記事例における被害者は業務を妨害されたスーパーマーケットVであると考えられます。
このようなケースにおいては、スーパーマーケットを経営する会社と示談交渉を行うことになる場合があります。
示談交渉の相手方が会社のように大きな存在となると、加害者自らが示談交渉を上手く進めるのは決して簡単ではありません。
それどころか、そもそも示談交渉に応じてくれない会社も少なからず存在します。
そのような事情があるからこそ、弁護士に示談交渉を任せるのは有効打となりえます。
弁護士は、第三者であり、法律の専門家であり、示談交渉の経験者であるため、示談交渉が難しいケースでも突破口を開ける可能性があります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部では、示談交渉の経験豊富な弁護士が業務妨害事件に関するご相談をお受けいたします。
偽計業務妨害罪の疑いで逮捕されたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部にご相談ください。
(北海道美深警察署 初回接見費用:0120-631-881にお電話ください)