北海道雨竜郡沼田町の少年事件 万引きで不処分を目指すなら弁護士へ

北海道雨竜郡沼田町の万引き事件における不処分について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

北海道雨竜郡沼田町に住むAさん(14歳)は、近所のコンビニで万引きを行いました。
1回目の万引きはコンビニの店長Vさんの温情で不問となりましたが、2回目の万引きの際はそうはいきませんでした。
Aさんは、窃盗罪の疑いで北海道深川警察署沼田庁舎から取調べを受け、数週間後に家庭裁判所に送致されました。
Aさんの付添人となった弁護士は、今回の万引きについて不処分を目指すことにしました。
(上記事例はフィクションです)

【少年による万引きに潜む危険】

万引きという行為は、犯罪の中でも比較的身近に起こりうるものではないかと思います。
ご存知のとおり、万引きをした場合、他人の財物を窃取したとして窃盗罪に問われる可能性があります。

万引きをしたのが少年となると、人によってはそれほど問題視しないかもしれません。
ですが、万引きの注意点として、将来的に常習性を発露する危険があることが挙げられます。
場合によっては成人になった後も万引きを繰り返し、窃盗を繰り返す常習累犯窃盗罪として懲役の実刑が科される可能性も否定できないのです。
少年の万引きは注意深く観察し、もし繰り返すおそれがあれば早めにその芽を摘む必要があるでしょう。

【万引きで不処分を狙う】

万引き窃盗罪という犯罪に当たりますから、万引きをした少年は家庭裁判所に送致されることになります。
家庭裁判所では、少年の非行事実の有無、性格や発育環境などに関して調査が行われた後、審判(成人でいう裁判に相当)を経て処分が決定されます。

審判ののち、少年の更生に特段の措置が必要ないと判断された場合には、少年は保護処分を受けることなく不処分となります。
ただ、不処分を目指すとなると、少年の資質の改善や環境の整備などを通して、保護処分なしで少年が更生できることをきちんと主張しなければなりません。
そうした不処分のための主張は、少年事件に詳しい弁護士に任せるのが適切と言えます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部は、刑事事件・少年事件専門の法律事務所として、万引きをしてしまった少年を手厚くサポートいたします。
万引き不処分を目指すなら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士にご相談ください。
初回の法律相談は無料です)

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