刑事事件専門の弁護士 札幌市厚別区の詐欺事件および私文書偽造事件で逮捕

札幌市厚別区の詐欺事件および私文書偽造事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

Aは、札幌市厚別区の銀行において他人名義の払戻請求書と通帳を用いて、窓口から預金の払い戻しを受けた。
北海道厚別警察署は、Aを詐欺罪および私文書偽造罪偽造私文書行使罪の容疑で逮捕した。
Aの家族は、詐欺事件に強いと評判の弁護士に相談することにした。
(本件はフィクションです。)

~詐欺および私文書偽造~

本件Aは、詐欺罪および私文書偽造罪偽造私文書行使罪の容疑で逮捕されています。
まず、Aが他人の名前を使って払戻請求書を作成した行為に、刑法159条1項の私文書偽造罪が成立します。
そして、この偽造文書を窓口で行使した行為に、刑法161条1項の偽造私文書行使罪が成立します。

次に、上記払戻請求書と他人名義の通帳を使い、銀行員に対し正当な払戻権限があると誤信させた行為は、「人を欺いて」金銭という「財物を交付」せているので、246条1項の詐欺罪が問われることになるのです。
なお、私文書偽造罪と同行使罪、同行使罪と詐欺罪はそれぞれ「牽連犯」となるため、54条1項後段により最も重い「十年以下の懲役」(246条1項 詐欺罪)によって処断されることになります。

もっとも、詐欺事件は組織ぐるみで行われることも多いことから、末端者が実際に犯罪行為に加担しているとの認識がないままに詐欺行為に関与していることも考えられます。
そのような場合、詐欺の故意や共犯関係がなく、詐欺罪が成立しない可能性もあります。
これらの判断には、弁護士による刑事事件の専門知識が必要不可欠です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部は、詐欺事件も多数扱う刑事事件専門の法律事務所です。
詐欺および私文書文書偽造事件逮捕された方のご家族は、フリーダイヤル(0120-631-881)まで今すぐにお電話ください。
刑事事件のみを扱う刑事事件のプロフェッショナルである弁護士が、依頼者様のご相談をお待ちしております。
北海道厚別警察署までの初回接見費用:36,200円

keyboard_arrow_up

0120631881 問い合わせバナー LINE予約はこちら