北海道江別市の刑事事件に強い弁護士が対応 覚せい剤を他人に射ったら?

北海道江別市の覚せい剤使用事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

北海道江別市に住むAは、出会い系サイトで知り合った女性と性交渉する際に、覚せい剤を使用しました。
Aは、覚せい剤を使用した経験のない女性に頼まれて、女性の腕に注射器で覚せい剤を射ってあげ、2人で覚せい剤を使用したのでした。
3日後、女性が覚せい剤使用の容疑で北海道江別警察署逮捕されたことを知ったAは、自分も警察に逮捕されるのではないかと不安になり、刑事事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです。)

1 覚せい剤の使用

覚せい剤取締法違反覚せい剤の使用を禁止しています。
覚せい剤の「使用」とは、覚せい剤を体内に摂取することです。
覚せい剤の使用方法に制限はなく、注射器で射って使用したり、火で炙って吸引して使用したり、中には覚せい剤をジュース等の飲み物に溶かして経口摂取する人もいます。
Aのように、他人の身体に覚せい剤を射ってあげて使用した場合も、覚せい剤使用の罪に問われます。
また逆に、人に覚せい剤を射ってもらって使用した場合も、同様です。

覚せい剤を使用した場合の罰則規定は「10年以下の懲役」です。
初犯であれば執行猶予付の判決となる可能性が高いですが、再犯の場合は、実刑判決の可能性があります。

2 覚せい剤を射ってあげて逮捕されるリスク

今回の事件で、Aは女性に覚せい剤を射ってあげた、覚せい剤の使用で罪に問われることになります。
女性の覚せい剤使用事件の共犯として扱われるので、女性と通謀することを避けるためにAは逮捕される可能性が高いでしょう。
また、逮捕された際に、A自身も覚せい剤の使用容疑で採尿されると共に、関係先を捜索されるでしょう。
もしこの時の採尿で、Aの尿から覚せい剤成分が検出されたら、女性に対する覚せい剤使用事件とは別に、A自身の覚せい剤使用事件で捜査されることになります。

覚せい剤を射ってあげた人が警察に逮捕された方、刑事事件に強い弁護士をお探しの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士にご相談ください。
弊所弁護士による初回無料法律相談初回接見サービスへのお問い合わせは、0120-631-881でいつでも受け付けています。
北海道江別警察署までの初回接見費用:3万8,200円

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