北海道函館市の刑事事件 恐喝罪の逮捕から勾留阻止を目指す弁護士

北海道函館市の恐喝事件における勾留阻止について、弁護士法人あいち刑事総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

北海道函館市に住むAさんは、Vさんに「お前の不倫をばらして家庭をめちゃくちゃにしてやるよ」「金を積んでくれたら考え直す」などと言って金銭を要求しました。
不倫がばれるわけにはいかないと思ったAさんは、ひとまずVさんに30万円を渡しました。
その後Vさんは、今回の件を北海道函館中央警察署に相談し、Aさんを恐喝罪の疑いで逮捕しました。
しかし、Aさんの弁護士がすぐさま勾留請求に対する意見書を提出したため、Vさんは無事勾留を免れることができました。
(上記事例はフィクションです)

【恐喝罪について】

他人を恐喝して財物を交付させると、恐喝罪が成立することになります。
恐喝とは、財物の奪取のために、相手方の反抗を抑圧するに至らない程度の暴行または脅迫をすることを指します。
上記事例では、AさんがVさんに対し、その名誉や社会的地位を脅かす発言をして金銭を要求しています。
そのため、Aさんの行為は恐喝罪に当たると考えられます。
なお、相手方の反抗を抑圧するに至る程度の暴行または脅迫を用いた場合、恐喝罪ではなく強盗罪が成立することになります。
反抗抑圧の判断は難しいところですが、例えば、ナイフを突きつけた、激しい暴行を加えたという事例では、強盗罪の成立が認められやすいでしょう。

【勾留を阻止する弁護活動】

勾留とは、逮捕に引き続いて被疑者の身柄を最大20日の間拘束する手続です。
勾留されれば、長期間身体が拘束されるため、仕事や学校などに行けなくなり、著しい不利益を被ります。

こうした勾留による不利益を回避するのが、弁護士が担う重要な役割の一つです。
弁護士は、被疑者の弁護人として勾留に関する法的主張を行います。
具体的には、勾留の要件に当てはまらない、勾留による不利益があまりにも大きいなどと主張することになります。
上記事例では勾留そのものを阻止していますが、その他に勾留の期間を短縮することも可能です。
被疑者の身柄解放活動を迅速かつ有効に行えるのが、弁護士に依頼する大きなメリットの一つと言えます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部では、これまで勾留による不利益を回避した実績が数多くございます。
恐喝罪逮捕されたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部弁護士にご相談ください。
北海道函館中央警察署までの初回接見費用:0120-631-881でご案内いたします)

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