刑事弁護士に贖罪寄付の相談 北海道伊達市の公務執行妨害事件で逮捕なら

北海道伊達市の公務執行妨害事件における贖罪寄付について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

Aさんは、北海道伊達市にある市役所で、生活保護の受給に関する相談をしました。
その際に対応した職員Vさんの態度に腹を立てたAさんは、Vさんに対して「てめえ聞く気あるんか」と言い胸倉を掴むなどの暴行を加えました。
別の職員が北海道伊達警察署に通報したことで、Aさんは公務執行妨害罪の疑いで現行犯逮捕されました。
Aさんの親戚に事件を依頼された弁護士は、贖罪寄付について説明しました。
(上記事例はフィクションです)

【公務執行妨害罪について】

公務員が職務を執行するに当たり、その公務員に対して暴行または脅迫を加えた場合、公務執行妨害罪が成立する可能性があります。
公務執行妨害罪が成立する典型例として、警察官を対象とするケースが想像されがちかと思います。
ですが、先ほど説明したように、公務執行妨害罪の対象は「公務員」です。
そのため、たとえば公立中学校の教師や、県立病院の事務職員などに対しても、公務執行妨害罪が成立する可能性があります。
上記事例のVさんも市役所職員であることから「公務員」と言え、胸倉を掴むなどの暴行を加えたAさんには公務執行妨害罪が成立すると考えられます。

【贖罪寄付とは何か】

公務執行妨害の被害者は、実質的には公務を担う国または公共団体と考えらえています。
そのため、人という単位で被害者を観念できず、示談による処分の軽減を狙うのが難しいことがあります。

そこで考えられる弁護活動の1つに、贖罪寄付が挙げられます。
贖罪寄付とは、自己の行いを反省し、罪を償う一環として行う寄付のことです。
贖罪寄付によって集まったお金は、被疑者・被告人の弁護活動や被害者救済などの法律支援事業に充てられます。
寄付という行動を通じて反省の意を示すことができるため、贖罪寄付は処分の軽減を狙ううえで有益と言えます。
示談が難しい刑事事件の場合にも、こうした幅広い弁護活動を行うことで、依頼者様の利益を守ることに繋がります。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部は、処分を少しでも軽くしてほしいという依頼者様のご要望に可能な限りお応えいたします。
公務執行妨害罪逮捕され贖罪寄付をお考えなら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部にご相談ください。
北海道伊達警察署 初回接見費用:フリーダイヤルにてご案内いたします)

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