弁護士接見のメリットとは?北海道本別町の虚偽告訴事件で逮捕

北海道本別町の虚偽告訴事件について、弁護士法人あいち刑事総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

北海道本別町の草野球サークルに所属するAさんは、チームメイトのVさんが活躍する姿を見て嫉妬心を抱いていました。
そこでAさんは、Vさんに冤罪をかけてやろうと、練習中に被った怪我をAさんの暴行によるものだという虚偽の告訴を北海道本別警察署にしました。
のちにこの告訴は虚偽のものであることが判明し、北海道本別警察署は、Aさんを虚偽告訴罪の疑いで逮捕しました。
Aさんの両親は、弁護士接見に行ってもらおうと考え、接見のメリットを聞くことにしました。
(上記事例はフィクションです)

【虚偽告訴罪について】

人に刑事処分を受けさせる目的で、虚偽の告訴をすると、虚偽告訴罪が成立することになります。
告訴とは、犯罪事実を申告し、犯人の処罰を求める意思表示を指します。
虚偽告訴罪の法定刑は、3か月以上10年以下の懲役と重いものになっています。
嘘をついたぐらいで大げさだと感じるかもしれませんが、国の機関や個人を陥れる点で重大な犯罪とされているのです。
上記事例では、AさんはVさんを陥れようと、北海道本別警察署に対し、Vさんによる傷害という虚偽の告訴を行っています。
そのため、Aさんには虚偽告訴罪が成立すると考えられます。

【弁護士による接見のメリット】

弁護士が行う被疑者との面会を接見と呼び、特に最初の接見を初回接見と呼びます。
弁護士による接見のメリットの1つとして、事件に関する話をしっかりと聞くことができる点が挙げられます。
被疑者は弁護士以外とも面会をすることができます(接見禁止の場合を除く)が、事件に関する話は一切できません。
また、警察に聞いても事件の詳細については答えてくれない場合が多く、家族を含む周囲の人々は何があったのか知るのが難しいです。
そこで、事件の話を詳細に聞くことができる弁護士の存在が非常に重要になってくるのです。

弁護士による接見のもう1つのメリットとして、被疑者や被告人が持つ権利を的確に説明できる点があります。
殆どの被疑者は、捜査のプロである警察官や検察官と丸腰に近い状態で対峙することになります。
ここで弁護士が接見し、各種権利を説明することで、被疑者が被る不利益を最小限に抑えることができます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部では、刑事事件専門弁護士が迅速に接見できる体制を整えています。
虚偽告訴罪逮捕され接見をご希望なら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士にご相談ください。
北海道本別警察署 初回接見費用:0120-631-881までお問い合わせください)

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