火遊びが放火事件に発展…北海道函館市の少年事件に強い弁護士に接見依頼

北海道函館市の放火事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

中学1年生のAさんは、友人らと共に北海道函館市内のごみ置き場で火遊びをしていました。
火遊びの内容は、置いてあるごみ袋に火をつけて、誰が最も高く火柱を上げられるか競うという危険なものでした。
その火遊びを見た近隣住民が北海道函館西警察署に通報したため、Aさんらは建造物等以外放火罪の疑いで現行犯逮捕されました。
Aさんの両親から依頼を受けた弁護士は、頻繁に接見を行って、Aさんの負担を軽減するように活動を行いました。
(上記事例はフィクションです)

【火遊びのつもりでも放火罪に】

上記事例のように、当人同士は火遊びのつもりでいたとしても、放火罪、失火罪、器物損壊罪などの犯罪の成立する可能性があります。
今回は、この中で最も重い放火罪について説明します。

放火罪には、①現住建造物等放火罪、②非現住建造物等放火罪、③建造物等以外放火罪の3種類があります。
①は人の住居または現に人が存在する建造物等、②は①に当たらない建造物等、③は①および②以外の物が対象となります。
②・③の放火罪については、①の場合に当然発生するとみなされる「公共の危険」の発生が認められなければなりません。
上記事例では、Aさんらがごみ置き場で火柱の高さを競うという火遊びを行っています。
周辺状況にもよりますが、この火遊びにより、周辺に存在する人や財物が燃えてしまう危険性があると考えられます。
そうであれば、Aさんらには建造物等以外放火罪が成立する可能性があります。

【少年事件における接見の重要性】

少年事件の手続は成人と全く異なりますが、逮捕および勾留の期間については基本的に成人と同じです。
ただ、少年は成人と比べて精神が未成熟であるため、留置施設のような閉鎖空間ではより多大な精神的苦痛を受けることが予想されます。
だからこそ、弁護士が頻繁に接見をして、少年の苦痛を和らげることが重要になってきます。
逮捕中の被疑者・被告人のストレスを和らげるというのは、接見が持つ大事な役割の一つです。
少年事件ではその役割が特に強調されるため、弁護士に頻繁に接見をしてもらうことも大切であると言えるでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部では、少年事件のプロがお子さんのために接見を行います。
火遊びをして放火罪で逮捕されたら、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士接見をご依頼ください
北海道函館西警察署 初回接見費用:0120-631-881までお電話ください)

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