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札幌市東区の窃盗事件 刑事事件に強い弁護士が親族相盗例を解説

2018-06-15

札幌市東区の窃盗事件における親族相盗例について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

札幌市東区に住む無職Aは、近所に住んでいる父親の家から現金を盗みました。
空き巣に入られたと思った父親は、北海道東警察署窃盗の被害を届け出ました。
警察に逮捕されるか不安になったAは、親族間の窃盗事件親族相盗例に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです。)

1 親族相盗例

刑法235条の窃盗罪で起訴された場合、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられるおそれがあります。
しかし、刑法第244条には、親族間に関する特例として親族相盗例が定められています。
親族相盗例とは、配偶者、直系血族又は同居の親族との間で、窃盗罪、不動産侵奪罪またはこれらの未遂を犯した者については、刑を免除することです。
また、上記の親族以外の親族との間で犯した前記の罪については、親告罪となります。
親族相盗例は「法は家庭に入らず」という思想に基づき設けられている特例ですので、適用されるのは、親族関係にある本人のみで、共犯者には適用されません。
ちなみに、親族とは、民法上の親族と同じで、6親等以内の血族、配偶者、3親等以内の姻族です。

2 親族関係の錯誤

親族相盗例は「一身的刑罰阻却事由」に過ぎません。
そのため、親族関係の錯誤は犯罪の成否に影響を及ぼさないという考えが一般的です。
つまり、父親のお金と思って盗んだが、実は、他人のお金だったというように、Aが親族関係を錯誤していた場合は、親族相盗例が適用されません。

今回の事件の場合、親族相盗例が適用されるのでAが窃盗罪で逮捕される可能性はないと思われますが、盗んだお金が父親の所有でなかった場合は、この限りではありません。

札幌市東区で親族間の窃盗事件でお困りの方、親族相盗例に強い弁護士をお探しの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士にご相談ください。
刑事事件を専門にあつかう弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、初回の法律相談は無料となっておりますので、是非お気軽にお電話ください。
北海道東警察署までの初回接見費用:34,700円

札幌市の電子計算機使用詐欺事件 内部調査で発覚したら刑事弁護士に相談

2018-06-14

札幌市の電子計算機使用詐欺事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

札幌市中央区のスーパーでレジ打ちのパートをしているA子は、客が商品を購入する際に、不正にレジを操作し、商品のポイントを、自分名義のポイントカードに付与していました。
このポイントは、1ポイント=1円として利用することができるものでした。
短期間に、A子名義のポイントカードに高ポイントが付与されていることに気付いたスーパーが内部調査を行い、A子の不正が発覚しました。
A子は、スーパーが北海道中央警察署に被害を届け出ることをおそれ、刑事事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです。)

電子計算機使用詐欺罪~刑法第246条の2~

電子機器を不正に操作し、誤った指令を与えて財産上不法の利益を得ると刑法第246条の2に規定された電子計算機使用詐欺罪に当たります。
この法律は、電子計算機が普及して、多くの取引分野において人が介入することなくコンピューターが自動的に電磁処理する取引形態が増加したために、詐欺罪の補充類型として昭和62年に新設されました。
今回の事例でA子が不正にポイントを貯めたポイントカードは、貯まったポイントを「1ポイント=1円」に換算して商品を購入することができるので、このポイントに財産的価値が認められA子の行為は、電子計算機使用詐欺罪に該当する可能性があります。

電子計算機使用詐欺罪の法定刑は、詐欺罪と同じく「10年以下の懲役」です。
もしスーパーが警察に被害を届け出ても、被害額が少額で、被害弁償をしていれば、A子は逮捕されることなく警察の取調べを受けるでしょうが、A子が高ポイントを不正に得ていたり、不正に得たポイントを利用して商品を購入していれば悪質性が高いと評価されて逮捕される可能性があります。
また、逮捕を免れたとしても、最終的な刑事処分が決定するまでには、相当な時間と労力を費やすことになるので、内部調査で事件が発覚した時点で一刻も早く弁護士と相談し、職場と示談し、刑事事件化を避けることをお勧めします。

北海道札幌市電子計算機使用詐欺事件でお困りの方は、詐欺事件に強い、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士にご相談ください。
詐欺事件の無料法律相談のご予約は【0120-631-881】にて24時間、年中無休で受け付けております。
北海道中央警察署までの初回接見費用:33,900円

【北海道三笠市の痴漢事件】逃走のリスクを刑事事件に強い弁護士が解説

2018-06-13

北海道三笠市の痴漢事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

北海道三笠市を走る電車内で痴漢したとして、会社員Aは、駅の駅長室で駅員から事情を聞かれました。
駅員が北海道岩見沢警察署三笠警察庁舎に通報したことを知ったAは駅長室から逃走し、軌道内の鉄柱にしがみつき隠れようとしました。
(6月2日、JR総武線幕張本郷駅で起こった事件を参考にしたフィクションです。)

1 痴漢事件

痴漢は各都道府県の迷惑防止条例で禁止されている行為で、痴漢の法定刑は「6月以下の懲役又は50万円以下の罰金」です。
痴漢で捕まっても、初犯であれば、被害者との示談がなくても略式罰金になる場合がほとんどで、起訴された場合でも、実刑判決になる可能性は非常に低い犯罪です。

2 逃げることのリスク

痴漢事件を疑われて逃げることには、非常に大きなリスクが伴います。
ここで、過去に実際に起こった事件を参考に、痴漢を疑われて逃走した場合のリスクについて解説します。

①別の罪に問われる
痴漢を疑われて逃走するだけでは何の罪にもなりませんが、その逃走方法によっては、痴漢以外の罪に問われる可能性があります。
例えば、線路内を逃走した場合は、往来危険罪や過失往来危険罪、鉄道営業法違反に抵触するおそれがあります。
また、逃走した事によって電車の運行に影響が出れば威力業務妨害罪にも問われる可能性があります。
今回の事件の参考となった、JR幕張本郷駅の事件では、逃走した男性は建造物侵入罪で現行犯逮捕されています。

②逃げ切れる可能性は低い
最近の駅舎には、いたる所に防犯カメラが設置されており、ICカードから改札機の通過履歴も管理されています。
そのため逃げ切れる可能性は低く、後から発見されると「逃走のおそれがある」として逮捕されてしまいます。

③無実を証明するのが困難になる
世間では、「痴漢していないから逃げた」ではなく「痴漢したから逃げた」と評価されてしまいます。
逃げた後に無実を主張しても、弁解に信憑性がなく信用してもらえない可能性が高いです。

このように、痴漢を疑われて逃げるのには大きなリスクをともないます。
北海道痴漢事件でお困りの方、痴漢を疑われて逃走してしまった方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の刑事事件に強い弁護士にご相談ください。
北海道岩見沢警察署三笠警察庁舎の初回接見費用:0120-631-881へお問い合わせください

北海道岩見沢市で刑事事件 傷害罪で逮捕されるも弁護士が示談し不起訴

2018-06-12

北海道岩見沢市の傷害事件における示談について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

Aさんは、北海道岩見沢市にある駅のホームで、些細なことからVさんと口論になりました。
頭にきたAさんがVさんの右肩を強く押したところ、Vさんは仰向けに転倒しコンクリートに頭を打ちつけました。
Vさんは脳震盪を起こしたうえ、転倒した際に手をついた衝撃で右手首を骨折しました。
目撃者の通報により北海道岩見沢警察署の警察官が駆け付け、Aさんは傷害罪の容疑で逮捕されました。
Aさんの妻から依頼を受けた弁護士はすぐさま示談交渉を行うことにしました。
(上記事例はフィクションです)

【傷害罪について】

傷害罪については刑法204条に規定されており、その法定刑は15年以下の懲役または50万円以下の罰金です。
傷害罪の構成要件は人の身体を「傷害」することであり、「傷害」とは人の生理的機能を侵害する行為を指すとされています。
典型例として他人に怪我を負わせることが思い浮かびますが、その他にも,意識を失わせる、腹痛を生じさせるといった行為も傷害罪に当たります。
傷害の程度は様々なケースが考えられますが、ニュースなどでしばしば報道されているように逮捕される可能性は十分あります。

【被害者との示談について】

傷害罪逮捕された場合、まずは弁護士に依頼して被害者との示談を進めてもらうことが重要な弁護活動となるでしょう。
当事者のみで示談を行おうとすると、被害者が恐怖や怒りを感じており示談交渉に応じてもらえない、示談の内容が不当なものになるなどの事態が生じかねません。
弁護士を通して示談を行うことができれば、検察官が不起訴処分の判断を下し裁判に至らない可能性が高まります。
仮に不起訴処分にならなかったとしても、略式罰金手続により、正式な裁判を受けることなく、罰金を支払うことで済むこともあります。
また、正式裁判になったとしても、示談の有無は裁判官が量刑を決める際に被告人にとって有利な事情として考慮されます。
そのため、弁護士による示談刑事事件において極めて重要な意味を持ちます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部では、逮捕や勾留により身体を拘束されている方のご家族から連絡を受けて即座に接見に向かえる体制が整っています。
ご家族が傷害罪逮捕された、示談をしたい等のご相談がありましたら、まずは弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士にご相談ください。
北海道岩見沢警察署 初回接見費用:40,940円

北海道千歳市の強盗事件 逮捕には刑事事件専門の弁護士の接見

2018-06-11

北海道千歳市の強盗事件いついて、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

Aさんは、北海道千歳市内のコンビニで、店員のVさんにナイフを向け「金を出せ」と言いました。
Vさんはすっかり恐怖し、Aさんに言われるがままレジから現金計10万円を引き出しAさんに交付しました。
Aさんはすぐに逃走しましたが、通報を受けた北海道千歳警察署の警察官により、強盗罪の容疑で緊急逮捕されました。
逮捕の事実を知ったAさんの父は、刑事事件に強い弁護士接見を依頼することにしました。
(フィクションです。)

【接見について】

接見とは、逮捕や勾留により身体を拘束されている被疑者との面会のことです。
接見には、弁護士が行う弁護士接見とそれ以外の者が行う一般接見とがありますが、単に接見と言うと前者を指すことが多いです。

弁護士接見の大きなメリットは、2つあります。
1つ目は、勾留されている被疑者に接見禁止がついていても問題なく接見が行えることです。
犯罪の性質や被疑者の態度により裁判官が一般接見を制限する接見禁止の措置をとることがありますが、その場合でも弁護士との接見を禁止することができません。
もちろん、弁護士が証拠の隠滅や逃亡の手助けなどを行うことはできませんが、弁護士の適切な助言により被疑者の防御権をより実効的に行使することができます。

2つ目は、立会人なくして接見ができることです。
一般接見の場合、接見中は捜査機関側である立会人がいるため気兼ねなく話すということができません。
また、事件の内容について話すことは禁じられています。
弁護士接見であれば立会人はいませんし、後で立会人が接見の内容を被疑者に聞くのは違法であるため秘密は保護されています。
以上から、弁護士接見では、被疑者は取調べに対する対応の仕方や今後の流れなどを弁護士から確実に聞くことができます。
刑事事件における身の振る舞い方を知っている被疑者はそう多くないため、まずは弁護士との接見の機会を得ることが先決と言えるでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部では、強盗罪のような重大な犯罪についても精力的な弁護活動を行うことをお約束いたします。
強盗罪でご家族が逮捕されお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士接見をご依頼ください。
北海道千歳警察署 初回接見費用:38,700円

北海道江別市の刑事事件に強い弁護士が対応 覚せい剤を他人に射ったら?

2018-06-10

北海道江別市の覚せい剤使用事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

北海道江別市に住むAは、出会い系サイトで知り合った女性と性交渉する際に、覚せい剤を使用しました。
Aは、覚せい剤を使用した経験のない女性に頼まれて、女性の腕に注射器で覚せい剤を射ってあげ、2人で覚せい剤を使用したのでした。
3日後、女性が覚せい剤使用の容疑で北海道江別警察署逮捕されたことを知ったAは、自分も警察に逮捕されるのではないかと不安になり、刑事事件に強い弁護士に相談しました。
(フィクションです。)

1 覚せい剤の使用

覚せい剤取締法違反覚せい剤の使用を禁止しています。
覚せい剤の「使用」とは、覚せい剤を体内に摂取することです。
覚せい剤の使用方法に制限はなく、注射器で射って使用したり、火で炙って吸引して使用したり、中には覚せい剤をジュース等の飲み物に溶かして経口摂取する人もいます。
Aのように、他人の身体に覚せい剤を射ってあげて使用した場合も、覚せい剤使用の罪に問われます。
また逆に、人に覚せい剤を射ってもらって使用した場合も、同様です。

覚せい剤を使用した場合の罰則規定は「10年以下の懲役」です。
初犯であれば執行猶予付の判決となる可能性が高いですが、再犯の場合は、実刑判決の可能性があります。

2 覚せい剤を射ってあげて逮捕されるリスク

今回の事件で、Aは女性に覚せい剤を射ってあげた、覚せい剤の使用で罪に問われることになります。
女性の覚せい剤使用事件の共犯として扱われるので、女性と通謀することを避けるためにAは逮捕される可能性が高いでしょう。
また、逮捕された際に、A自身も覚せい剤の使用容疑で採尿されると共に、関係先を捜索されるでしょう。
もしこの時の採尿で、Aの尿から覚せい剤成分が検出されたら、女性に対する覚せい剤使用事件とは別に、A自身の覚せい剤使用事件で捜査されることになります。

覚せい剤を射ってあげた人が警察に逮捕された方、刑事事件に強い弁護士をお探しの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士にご相談ください。
弊所弁護士による初回無料法律相談初回接見サービスへのお問い合わせは、0120-631-881でいつでも受け付けています。
北海道江別警察署までの初回接見費用:3万8,200円

札幌市手稲区の刑事事件に強い弁護士 最新の特殊詐欺事件の逮捕も対応

2018-06-09

札幌市手稲区の特殊詐欺事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

Aさんは、特殊詐欺グループのメンバーであり、被害者に対して「あなたは告訴をされている」とだまし、現金を詐取する詐欺行為を行なっていました。
札幌市手稲区の被害者から被害届を受けて捜査をした北海道手稲警察署は、Aさんらを詐欺罪の容疑で逮捕しました。
Aらの家族は、刑事事件専門の弁護士事務所の弁護士にAの今後について相談しに行きました。
(6月5日付毎日新聞の記事を参考にした地名・内容を変えたフィクションです)

【最新の特殊詐欺の手口】

特殊詐欺の例として有名なのは、「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」「還付金詐欺」などです。
いずれの特殊詐欺も組織的に行っていることが多く、一人が詐欺罪逮捕された場合に、芋づる式に複数人詐欺容疑で逮捕されることも珍しくありません。
特殊詐欺の手口は、毎年、新しい巧妙な手口のものが生み出されており、特殊詐欺を取り締まる警察とのいたちごっこが続いています。
そして、上記参考記事によれば、今年も新しい特殊詐欺の手口が起きているそうです。

その特殊詐欺の内容は、
・警視庁の捜査員を名乗る男が被害者に対して、被害者の個人情報が流出し、被害者名義の口座が詐欺グループの振込先口座になっている旨伝えた。
・その後、男が指定したアドレスを被害者に検索させ、官公庁のサイトを装った偽サイトに誘導させた。
・被害者にその偽サイトに被害者の氏名などが掲載されているのを確認させ、無関係であることを示すために必要などとして指定口座に現金を振り込ませた
というものだそうです。

【特殊詐欺で弁護士に相談】

特殊詐欺事件のグループに所属し、詐欺行為を行なっていたような場合、逮捕された場合には、長期間の身体拘束が見込まれます。
そして、初犯でいきなりの実刑判決(執行猶予なし)となる可能性も高いと言えます。
ですから、特殊詐欺に関わってしまったら、「自分はしたっぱだから」等と安易に考えず、しっかりと弁護士に一度相談された方が得策と言えるでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士刑事事件専門であり、特殊詐欺事件の弁護経験も数多くございます。
札幌市の特殊詐欺事件を親族が起こしてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士までご相談ください。
北海道手稲警察署 初回接見費用:36,300円

札幌市厚別区の大麻所持事件 刑事事件に強い弁護士の勾留阻止活動

2018-06-08

札幌市厚別区の大麻所持事件における勾留阻止活動について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

先日、北海道厚別警察署に、大麻所持事件で逮捕されたAに選任された刑事事件に強い弁護士が、Aの勾留を阻止するのに成功しました。
札幌市厚別区でAと同居していた家族は、Aの勾留を阻止してほしいと、逮捕直後から刑事事件に強い弁護士に勾留阻止活動を依頼していたのです。
弁護士は、Aの子どもが産まれたばかりであるという家庭の事情や、捜査機関による関係先への取調べ・押収等が済んでいる等の事情を主張し、Aの釈放を求めて活動していました。
その結果、Aは、逮捕からわずか2日で釈放され、家族の待つ自宅に帰宅することができたのです。
(フィクションです。)

1 大麻取締法違反

大麻取締法違反では、大麻の所持、譲渡、栽培、輸出入を禁止しており、大麻を使用目的等で単純所持した時の罰則規定は「5年以下の懲役」です。
大麻所持で警察に逮捕された場合、入手先や所持目的、薬物の常習性等を捜査されるため、48時間の留置後に勾留されるケースがほとんどです。
そして勾留期間中に、検察官が起訴するかしないかを決定します。
不起訴になれば勾留の最終日に釈放されますが、起訴された場合は、保釈が認められるか、刑事裁判で判決が言い渡されるまで身体拘束を受けたままです。

2 勾留の阻止

勾留は、検察官から請求を受けた裁判官が決定します。
勾留の期間は10日間ですが、裁判官が勾留の延長を認めれば最長で20日間まで勾留される事となります。
しかし、早期に刑事事件に強い弁護士を選任する事によって、勾留を免れたり、勾留期間が短くなったりすることがあるのです。

今回の事例では、すでに関係先の捜索が終了し、証拠品が警察に押収されていたので罪証隠滅のおそれがなく、またAには同居する家族がいて、子どもが産まれたばかりであることから逃走のおそれがなく、勾留の必要性が認められなかったのでしょう。
そして弁護士が、勾留の必要性がないことを裁判官に主張し、裁判官がその主張を認めたので、勾留請求が却下されたと考えられます。

このように、勾留阻止のためには、弁護士が迅速に活動を行うことが非常に重要です。
札幌市大麻所持事件で逮捕された方の勾留を阻止したい方は、刑事事件に強い、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士にご相談ください。
北海道厚別警察署までの初回接見費用:36,200円

札幌市豊平区の性犯罪で逮捕が不安なら…刑事事件に特化した弁護士

2018-06-07

札幌市豊平区の性犯罪事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

会社員Aは、札幌市豊平区のバーでナンパした女性を帰宅途中に路地に連れ込み、女性の服の中に手を入れて胸を触る等の、わいせつな行為をしました。
最初、女性が嫌がるそぶりを見せなかったことから行為に及んだAですが、途中から女性が嫌がったのでAは行為をやめて、その場から立ち去りました。
後日、その現場に防犯カメラが設置されていることを知ったAは、女性が北海道豊平警察署に被害を届け出たら逮捕されるのではないかと不安になりました。
Aは、札幌市刑事事件に特化した弁護士を探し、法律相談することにしました。
(フィクションです)

~Aに科せられる可能性のある刑事罰~

1.強制わいせつ罪【刑法第176条】
暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をすれば強制わいせつ罪となります。
(13歳未満に対しては暴行又は脅迫を用いていなくても、わいせつな行為をするだけで成立します。)
強制わいせつ罪の法定刑は「6月以上10年以下の懲役」と厳しいものです。

2.準強制わいせつ罪【刑法第178条第1項】
人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせてわいせつな行為をすれば、準強制わいせつ罪に当たります。
ナンパした女性がどの程度酔払っていたのかによりますが、もしAが泥酔した女性を路地に連れ込んでわいせつ行為に及んでいた場合は、準強制わいせつ罪となる可能性があります。
準強制わいせつ罪の法定刑は強制わいせつ罪と同じです。

Aの行為に適用される可能性が高い法律はこの二つですが、他にも(準)強制性交等未遂罪や、迷惑防止条例違反が適用される可能性があります。
昨年、性犯罪を中心に刑法の一部が改正されたことが影響してか、最近、警察は性犯罪に対して厳正に対処している傾向があります。
もし女性が警察に被害を届け出れば逮捕されるリスクは非常に高いので、このような性犯罪に心当たりのある方は、事前に刑事事件に特化した弁護士に相談することをお勧めします。
札幌市性犯罪に関わってしまった方、警察に逮捕されるか不安のある方は、刑事事件に特化した、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の弁護士にご相談ください。
北海道豊平警察署までの初回接見費用:34,500円

札幌市白石区の暴行事件 刑事事件に強い弁護士の無料法律相談

2018-06-06

札幌市白石区の暴行事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務札幌支部の弁護士が解説します。

【事例】

札幌市白石区で自営業を営むAは、通行トラブルになった相手に向かってバイクを走らせ、衝突する直前で急ブレーキをかけて停止させました。
後日、被害者が北海道白石警察署に被害を訴え、Aは暴行罪で警察の取調べを受けることになりました。
そこでAは、取調べ前に、刑事事件に強い弁護士無料法律相談を利用することにしました。
(フィクションです)

暴行罪【刑法第208条】

Aの行為が暴行罪に当たると聞いて驚いた方がいるのではないでしょうか。
殴ったり蹴ったりといったような、故意的な人に対する接触行為以外にも、暴行罪が成立します。
暴行罪でいう「暴行」とは、人の身体に不法な有形力を行使することで、必ずしも直接的に人の身体に加えられたり、身体接触がある必要はありません。
これまで殴る、蹴るといった直接的な暴行行為以外に
・人がいる室内で刃物を振り回す行為(「暴力行為等処罰に関する法律違反」が適用される場合もある)
・人の数メートル手前に石を投げる行為
・人の耳元で太鼓を叩く行為
・走行中の自動車に石を投げつける行為
・唾を吐きかける行為
といった行為に暴行罪が適用されています。
最近社会問題となっている、あおり運転についても、前方を走行中の車に急接近する行為に暴行罪が適用される可能性があります。

暴行罪の量刑

暴行罪の法定刑は、2年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料です。
暴行罪は人に傷害を負わせていないので、このように比較的軽い罰則が設けられており、初犯であれば不起訴や略式罰金といった処分となることがほとんどです。
また、偶発的事件で犯情が軽微な暴行事件については、被害者との示談が成立すれば微罪処分となる場合もあります。

札幌市の暴行事件でお困りの方、自分の行為が暴行罪に当たるか不安のある方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所札幌支部の刑事事件に強い弁護士にご相談ください。
無料法律相談で、弁護士の詳しい話を聞くことが可能です。
北海道伊白石警察署までの初回接見費用:34,800円
~無料法律相談・初回接見サービスのご予約は0120-631-881で24時間、年中無休で承っております~

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